学童保育との違い

よく放課後等デイサービスを学童保育と同じようなサービスと理解している人がいますが、放課後等デイサービスと学童保育とは利用目的や意味合いが全く異なります。
ここではその違いについて紹介したいと思います。
まず学童には「学童クラブ」「放課後子どもクラブ」「民間学童」の3つに分類されます。
ではそれぞれどのような特徴があるのか紹介します。

■学童クラブ
【対象者】両親が就労している小学校3年生までの児童が対象ですが、自治体によっては4年生以上も対象となる事があります。
【預かり時間】平日は18時まで。土曜日は自治体にもよりますが、9時~17時が一般的です。
【料金】自治体にもよりますが、相場ではおやつ代込みで4,000円~8,000円/月くらいです。
【サービス内容】自由遊び、設定遊び、おやつ、掃除・片付け・宿題など比較的自由に過ごすことができます。
【運営元】学童クラブの運営元は自治体による直接運営が最も多く、近年は自治体から委託を受けた保育園やNPO法人、民間企業が運営しているところも増えてきました。

■民間学童
【対象者】両親の就労有無や年齢制限を設けていないところが多いです。
【預かり時間】平日は20時まで開校している施設が多いです。施設によっては夜22時や、24時間運営、お泊り可能なところもあり、夏休みや冬休みなどの公立学校が休みの平日は朝から対応している施設もあります。
【料金】入会金が必要になるのと、利用日数や滞在時間によって料金体系はことなります。
【サービス内容】子供が学びたいことを選択出来るような施設が数多くあり、宿題や勉強なども出来ます。また遅くまで施設にいる子供たちには夕食を提供するところもあります。
【運営元】基本的には民間企業や学習塾などが自治体からの助成を受けずに運営を行っています。

■放課後子ども教室
【対象者】公立学校に通う全児童が対象で、自治体によっては校区外の子供を受け入れるところもあります。
【預かり時間】季節や自治体によって異なりますが、平日は16~17時くらいが一般的で、土日祝実は実施していないところが多いです。
【料金】原則無料のところがほとんどです。
【サービス内容】学校内や児童館などで子供たちが自由に好きなことをして時間を過ごします。
【運営元】一般的には自治体による直接運営が多いですが、こちらも近年は自治体から委託を受けたNPO法人や民間企業による運営が増えています。

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